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クリニックブログ BLOG

むし歯はうつるって本当?

こんにちは!
すずき歯科小児歯科です。

院内の子ども部屋を少しご紹介させてください。
少しでも怖くないように、子どもが笑顔で来れる歯医者を目指し!天井は空の壁紙を、壁はマリオのステッカーで賑やかになっています。




歯医者が苦手なお子さんにも楽しく歯医者に通ってもらえるよう今後も工夫していきますね!


今週は「むし歯菌はうつるの?」について、お話していきます。


むし歯は、むし歯菌という細菌による感染症です。
同じ箸やスプーンの使い回しや回し飲みなどでむし歯菌がうつると言われています。

むし歯菌の原因であるミュータンス菌に感染する時期というものがあります。

多くの子供が乳歯が生え始めて1年後から2年後まで(生後19か月から31か月)の1年間に多くの子供が感染し、定着していくと言われています。


「子供の歯をむし歯にさせたくない」と思っている方は、3歳くらいまでのミュータンス菌が感染を防ぐように気をつけていましょう!


~お子さんのむし歯がうつらないように気をつけておくこと~

1.親の口腔内環境を良くしておくこと


親から子へむし歯菌がうつることが多いです。(主に母親から感染すると言われています。)

子供へのむし歯菌の感染を防ぐあれば、両親の口腔内の状態を良くしておくことが1番です。

むし歯治療が必要な場合にはしっかり治療をしておき、日頃の歯磨きや定期的なクリーニングを行い口腔内の環境を良い状態に保ちましょう。


2.むし歯菌の感染する機会を減らすこと

可愛くてキスをしたり、食事の口移しや食器の共有は控えておくとよいでしょう。

唾液が付着することで感染に繋がります。
食器やコップなどつい同じものを使いがちですが、別々のものを用意し使用することで感染する機会を減らすことができます。


3.糖分が多い食事(おやつ)を気をつけること


糖分は、むし歯菌を増やす原因になります。おやつやジュースなど、糖分が多いものを頻繁に口にするような食生活だとむし歯菌も増えむし歯になりやすくなります。

また、夜間授乳も要注意です。1歳半過ぎても続いているようだと、むし歯になりやすくなるので気をつけましょう。




子供のために…!といろいろ考えてらっしゃる方も多いと思います。

気にし過ぎて神経質になることはないのですが、知識として知っておいてもらえるとお子さんのむし歯リスクをさげることができます。


気になることや疑問などあれば、ぜひご相談ください。