歯のケガに要注意!!!
人生のうちで歯をケガしやすい時期が二回あります。
まずは、2歳前後。
ちょうど独り立ちして、ヨチヨチ歩きをし始める時期です👶
そして、次が小学校2年生前後。
小学校へ入学し運動が活発になるためです🏃
どちらも上の前歯のケガがほとんどです。
歯のケガの種類としては約半数が「歯の破折」ついで「歯の脱臼(抜けること)」の順です。
歯が折れてしまったら…
歯が破折してしまった場合は、破折が歯髄(歯の神経)まで達しているか否かで大きく治療が異なります。
しかしながら、患者さんや保護者の方がそれを判断することは困難ですので、なるべく早く歯科医院を受診してください!
受診の際には折れた歯の破片を持って来ていただくと修復できる場合もあります。
歯が抜けてしまったら…
歯が抜けてしまった場合にはもっと急がないといけません。冷静に以下の事を行ってください。
1.抜けた歯を見つける
ケガをした本人はパニックに陥っています。周囲の方が探してください。
2.抜けた歯を絶対に乾燥させない
学校の保健室には「歯の保存液」が常備されています。それ以外では、冷たい牛乳やコンタクトレンズ保存液などでも代用出来ます!
水道水に入れるのは避けてください。
このようなものがなにもない場合には、患者さん自身の口の中に入れて乾燥を防いでください。
3.歯科医院へ急行する
抜けてしまった歯も元に戻すことができます。ここで一番重要なのは抜けてからの時間です!
ケガをしてから45分以上経過すると再植の成功率が低下し始めます。
お子さんの場合は注意してても、転んだり友達とぶつかったりなどケガはつきものです🩹
もしもの時のために、正しい対応の仕方を知っておきましょう🙌
歯のケガは、早めに診てもらうのが1番です
🦷
大丈夫だと思っても、ケガをした時には1度受診することをおすすめします✨