こどもの治療に関する質問

Q.2歳児のむし歯治療
2歳2ヶ月の息子がいるのですが、上の前歯2本の両端が茶色くなってきたました。2歳まで夜中の授乳をしていたのが原因なのでしょうか??はみがきを極端に嫌がる子で、いろんな歯に茶色の点がついてきました。はみがき不足なのでしょうか。甘い物の食べすぎなのでしょうか。
また、すずき歯科小児歯科さんでは2歳ぐらいの子の虫歯の治療はどのようにされているのでしょうか。教えてください。

A.回答
"息子さんの上顎前歯の着色はむし歯だと思われます。疫学的には、2歳まで夜間授乳をしていた小児の上顎前歯は高い確率でむし歯になります。母乳だけによるむし歯の発生率は明らかではありませんが、2歳児がむし歯を有している割合は2割弱であり、そのほとんどが夜間授乳に関係していると思われます。たとえどんなにお母さまが仕上げ磨きをしていたとしても、よほどのことがない限り例外はありません。
4歳以下の小児のむし歯の発生と歯みがきにはなんの因果関係もないことが科学的に明らかとなっています。すなわちお子さんのむし歯の原因は「歯みがき不足」ではなく、「(かつて続いていた)夜間授乳」と「(現在の)甘いものの食べ過ぎ」です。
治療に関してですが、お母さまが考えられるよりお子さんのむし歯は進行しています。またこのくらいの時期は歯の質がとても薄いのでむし歯が歯髄に達しやすく、神経の治療が必要なこともあります。当然麻酔が必要です。おそらく2歳2か月のお子さんでこのような治療を泣かずに受けられるお子さんはいないと思います。もちろんしっかりと麻酔を使い、可能な限り治療は無痛的に行いますが、“痛み”だけでお子さんは泣くわけではありません。むし歯があまり進んでいなければ、歯科治療に対する子どもの協力が得られるまで進行止めなどを塗り、時間を稼ぐことも出るかもしれません。しかしながらむし歯が進行しており、早急な治療が必要な場合には当院ではできるだけ治療をお勧めしています。どんなに泣こうと暴れようと最善の治療を安全に行うことを目指します。泣くからと言ってむし歯をいい加減に取り残してプラスチックを詰めるようなことは決してしません。ご理解いただきたいのは、泣いて暴れるお子さんの歯科治療は非常に危険で、私たちのような小児歯科専門医にとっても楽な仕事ではありません。できれば暴れる子どもは診たくないのが本心です。しかしながら、今お子さんのむし歯の連鎖を食い止めないと今後生えてくる奥歯も、さらには永久歯もむし歯にしてしまうことになります。むし歯はむし歯菌による感染症です。お子さんの小さなお口の中にはすでにむし歯が存在しており、そこにはむし歯菌の大群が潜んでいます。それを取り除いてあげることが、最善のむし歯予防策であることもご理解頂きたいとおもいます。
そして一通りの治療が終了した後は、定期的にむし歯予防に来院して頂きたいです。上記のような治療経過となった場合には、お子さんと歯科医師の幸せな出会いというわけではありませんが、数回定期検診を受けて頂くことで、だんだんと歯科医院にも馴染んでくれます。また当院にはその様な仕掛けもたくさんあります。
以上は当院の治療方針です。実際のところ、2歳児に対して根本的なむし歯治療を行う歯科医院は少ないと思います。また歯科医師の考え方も色々で「小さいうちから泣かせてまで治療すると、歯医者嫌いの子を作ってしまう」と主張される先生も多くいます。それも一つの正論です。このような問題に正解はありません。お母さまが、我が子にどのような治療が適しているのかを選択することが求められているわけです。出来れば他の歯科医院にも情報収集されて、後悔のない選択をしていただければ思います。"

こどもの治療への質問と回答

目次

2歳児のむし歯治療
5歳歯医者嫌い
3歳歯医者嫌い
フッ素塗布料金
矯正
ダイアグノデント
無痛治療
乳歯が抜けない
永久歯がないと言われた
受け口、ムーシールド
前歯のケガその1
前歯のケガその2
歯ブラシの消毒
口臭
断乳の時期
歯みがきとむし歯予防
小児歯科専門医って?
スポーツドリンクとむし歯

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