みなさん、こんにちは!
ご自身の歯並びについて気になってことはございますか?
最近では、インビザラインなどの目立たないマウスピース矯正が知られてきており”これならしたい✨”と思う方も増え、矯正についてご相談いただくことも多くなっています。
今回は『大人の歯並び』についてお話ししていこうと思います。
しかし、子どものうちだけではなく、大人になっても歯並びが変化していくことがあります。歯が生えてきてからも色々な要因により、歯並びは変化していきます😲
- 歯並びが変化する原因と予防方法
- 矯正治療について
について詳しくお話ししていきます。歯並び気になっている方など、ぜひ最後までご覧ください😀
歯並びが変化する原因と予防方法
「歯の生え変わりや成長が終わったのになぜ歯が動いてくるの?」と思いませんか?大人になっても歯並びが変化していくなんて思わないですよね🤔
- 口呼吸
- 親知らず
- 舌癖
- 歯周病
口呼吸
普段、息をするとき「鼻」でしていますか「口」でしていますか?一見すると、歯並びとは関係ないのでは?と思われますが・・・実は口呼吸も歯並びに影響がでることがあります!花粉症などのアレルギーによって鼻が詰まり口で呼吸が習慣づいてしまう方やマスク生活で息苦しく鼻より口で呼吸をしてしまう方など、様々な要因により口呼吸になることがあります。
歯は、唇・舌などの口周りの筋肉のバランスが良いところで安定し並んでいきます。口呼吸があると常に口が開いている状態になるため、歯が前に出てきやすくなります。
他にも口の中の変化で言うと、口呼吸により口の中が乾燥して前歯に着色が付きやすくなったり、唾液の自浄作用がないため虫歯になりやすくなったりします。また、鼻からのようにフィルターがないため口呼吸をしている方は風邪を引きやすいなどの原因にもなるので要注意です!
まずは、意識改善をしていただき、お家にいる間や寝るときなどは口テープをして鼻呼吸をする癖をつけていきましょう。
親知らず
親知らずとは、20歳前後で生えてくる1番奥の歯になります。12歳臼歯と呼ばれる第2大臼歯のさらに奥から生えてくる歯です🦷親知らずが生えてくるスペースがない方も多く、レントゲンを撮ると親知らずが斜めや横を向いているなんてこともよくあります😱親知らずの状態・生え方によって歯並びに大きく影響してきます。
親知らずが生えてくるときに前の歯を押してくるため「キレイだった前歯がガタガタになってきた」なんてこともあります。歯並びに影響がでないように早めに抜歯をするケースもあり、高校生くらいになったら歯医者で確認することをおすすめします。
癖
「舌癖」ってご存知でしょうか?文字通り、ベロの癖のことを言います。舌癖で歯並びに影響して“開口”などになることがあります。歯は数gの力で動きます。矯正装置で歯を動かすときは50〜100gくらいの力で動かしていきます。舌や唇の力は500g以上と言われており、みなさんが思っているよりも舌の力は強いのです!
「頬杖」「寝方」などの癖も同じように歯に大きな力を加えることになるため、癖により歯が動くことがあります。頭はだいたい5kgくらいですので、その重さが歯にのしかかることになります。
大人になってからだと“癖をなくせば歯並びが治る”とは言えないですが、癖があることで矯正しても後戻りを起こしてしまいので、気を付けておきましょう👍
歯周病
日本人の多くの方が歯周病にかかっているとされています。歯周病は、歯を支える骨が溶けてしまう病気です。周りの骨が溶けることにより歯が少しずつ動いていきます。歯周病の治療や管理ができてないと長期間かけて少しずつ変化していくため、急に変化があるというよりは気がついたら歯並びが変化しているという状況になります。
矯正治療について
矯正治療をすれば歯並びは改善しキレイになりますが、歯並びが変化していった原因が残ったままですと後戻りを起こしやすくなります。
矯正治療をする前に、原因をよく知り解決・継続的な管理をしていけるようにしていきましょう☺️