歯科用CTについて

通常のレントゲン撮影では診断が困難な場合に備えて、当院には歯科用三次元CT(コーンビームCT=CBCT)を備えています。

CBCTは歯科医院専用の三次元撮影装置であるため、撮影範囲は最小限に、そして撮影対象は歯や骨などの硬組織に特化されています。

病院などで一般的に用いられているマルチスライスCTのように広範囲での身体全体の撮影や、内臓や脳などの軟組織の疾患を観察することには向いていませんが、被曝量が圧倒的に少ないという利点があります。

医科用に比べ約1/20〜1/30程度の被曝量とされています。具体的には歯科用CT一回あたり0.1mSv程度です。ちなみに日本で普通に生活した場合、年間2.4mSv被曝すると言われています。

また日本政府によると年間被曝量20mSv以下であれば「一応」安全としています。  

このように歯科用CTは被曝量が少なくなるよう設計されてはいるものの、通常のレントゲン検査と比較するとやはり被曝量は増えてしまいます。しかしながら、それを補って余りある利点が患者様にもたらされます。

歯科用CTの有用性

1.親不知の抜歯

通常のパノラマX線写真では右の親不知(黄色矢印)と下顎骨の中を通っている下顎管(黄色線)という穴の位置関係が分かりません。下顎管には太い血管と神経が通っているので、抜歯の際に傷つけてしまうと大変です。

そこでCBCTで観察してみると、下顎管(黄色線)は親不知の歯根と骨の間で押しつぶされており、しかも親不知の根の先が下顎管を抱き込むように曲がっていることが分かりました。通常の抜歯では下顎管を傷つける可能性が高いため、二回法という特殊な抜歯方法を用いることにしました。

2.過剰歯の抜歯

7歳の男の子。右の前歯(黄色矢印)が生えないと来院されました。通常のレントゲン写真で上顎正中埋伏過剰歯(黄色線)という余分な歯が2本見つかりました。これらを抜歯しないことには前歯が生えてこられません。

CBCTでは過剰歯(黄色矢印)はそれぞれの前歯の後方に埋まっていることが容易に判断できます。また埋まっている位置も詳細に分かるため、手術も安全に、素早く行うことが出来ました。

3.埋伏歯の開窓牽引

11歳の女の子。左右の犬歯(黄色矢印)が生えないと来院されました。通常のパノラマX線写真では犬歯の生えていく方向がおかしいことは分かりますが、隣の歯の前側にずれたのか、後側にずれたのかが分かりません。

CBCTでは犬歯は左右両方とも前の歯(側切歯)の後に潜り込むように埋まっていることが確認できました。

CBCTでの確認後、手術により埋まっている犬歯に細い針金を装着(開窓術)し、矯正装置により引っ張り出し(牽引)ているところです。牽引開始1か月で左の犬歯(黄色矢印)が見え始めました。

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